ピサ             


      


フィレンツェから 西へ90k 、ピサの歴史はエトルリア人の時代に遡られ、11ー13世紀には、ヴェネツィア、ジェノヴァと並ぶ
一大海港として、権勢を誇った町だ。 観光の中心は、ドゥオモ広場。 広場にそびえ立つ ドゥオモは、12世紀の ピサ・ロマネ
スク様式の建物。 付属する 斜塔によって、世界中に知られる大聖堂だ。  白亜の大理石で造られた教会の周りは、みごとに
整えられた 緑の芝生でおおわれている。 地中海性気候の温暖さで、冬でも暖かく 又空の青さがすがすがしい なぜこんなに
青空が美しいのか? これもトスカーナの魅力の一つなのかも知れない。 ドゥオーモ 、洗礼堂、斜塔をそれぞれご案内しましょう。





  


右上、緑の芝生に囲まれたドゥオーモ広場。トスカーナ独特の赤い屋根瓦でおおわれている。右奥が ご存じ斜塔、手前が
ドォオーモ(大聖堂)、丸いドームの屋根が洗礼堂だ。 まずドォオーモから、1118年完成の ピサ・ロマネスク様式の
典型的な建物。 正面は彫刻が施された石柱とアーチで構成され、装飾がとても素晴らしい。ジョバンニ・ピサーノ作の
説教段は必見。 その傍らの、天井からつり下げられた青銅のランプは ガリレオに 「振り子の原理」を発見させるヒント
になったものと言われている。 左下は、広場入口の モニュメント いたるところに、芸術があふれている。






        


ピサの斜塔、傾いている塔として あまりにも有名。 1174年に着工され、10m程の高さに成った時、地盤沈下の為傾き
はじめたが、そのまま建設を続け 弓形になりながらも 1350年に  55mの高さに完成。南側に5度30分傾いており、
毎年、少しづつ傾いていたが、最近日本の土木、建築の技術によって 工事が進められ、ようやく止まったと ニュースで
伝えていた。 ガリレオが落下の法則を実験したことでも広く知られる。  斜塔、 鐘楼とは鐘突の為の高い協会の建物。








   


      
          

上の写真、丸いドームの建物が 洗礼堂。 ロマネスク・ゴシックの様式が混ざり合った円形の建物。
内部の直径は 35m、ステンドグラスの窓から差し込む日差しが 彩りを添えている。説教壇は、
ニコロ・ピサーノ の作(1260年) 会堂内は神父様の声が響く設計になっていると聞く。







トスカーナ地方で有名なのはキィアンティでしょう。フィレンツェ ・ピサ ・シェナ ・アレッツオなどで
造られる、赤ワインである。この広い範囲から集められたワインが、高い技術により、ブレンドされて
あのやわらかで、芳醇な香りが創り出される。特に Greve村 Castellina村 Gaiole村 Radda村
この4つの村で造られるものが、キィアンティ ・クラシコ とよばれ、Gallo nero (黒いにわとり)の
マークがけられる。また3年以上熟成させたものが、リゼルバ(Riserva)と呼ばれ、ラベルに表示
されている。その他の赤ワインで有名なものは、ブルネッロ・ ディ・ モンタルチーノがある。重厚な
味と、香りが印象的である。現在では、新しいぶどうの品種や技術により様々な味と、香りに富んだ
魅力のあるワインが創り出されている。 トスカーナの白ワインは、次回をお楽しみに。






    



コラム   イタリア料理のハーブ

バジリコ    英語名はバジル、イタリアで最も一般的なハーブ、爽やかで甘い芳香がある。トマトとの相性が良い、ゼノベーゼが有名。

ローズマリー  ほろ苦く清涼感のある香りです、肉の臭み消しや、ステーキやオーブン料理に、香りが強いので使う量に注意しましょう。

サルビア    英語名、セージとも言う、青臭さとほろ苦さが特徴。サルビアバターで有名。 生クリームや、バターと相性がとても良い。

タイム     爽やかで、甘い香気がある。魚介、肉類をはじめ柑橘系のソースにも合う。香りが熱に強いので、煮込みやローストにも。

オレガノ    スパイシーで個性的な香りが特徴、乾燥品の方をよく使う。トマトやチーズと相性が良く、ピッツアソースには欠かせない。

イタリアンパセリ    葉が平らなパセリ、日本のパセリに比べて、えぐみが無くマイルドな香り、料理の彩り、フレッシュな香りを楽しむ。

ミント       ハッカ、特有の清涼感が魅力のハーブ。スペアミントとペパーミントがポピュラー、料理の下味、ソース、デザートに。 






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