フィレンツェを訪れた人々は、誰もがその美しさと、今にもミケランジェロが、そしてレオナルド・
ダ・ビンチが現れるかのような、中世の面影を残した街並みに感動する。まさに花の都フィレンツェは
 ルネッサンスを体感させてくれる街なのである。さて、ウフッツィー美術館、ルネッサンス美術の殿堂
として世界に冠たるこの美術館は1565に完成。ルネッサンス様式の優雅な建物である。メディチ家の
コジモ一世が建築した。メディチ家が収集した美術品をこの三階に収容。収集は次のフランチェスコ
に引き継がれ、約2世紀にわたってメディチ家の美術品、コレクションがそろえられた。今その管理は、
イタリア国家にすべて委託されている。では、上の左の写真から。ミケランジェロのドーニの聖家族。
彼の作品は彫刻はフィレンツェ、絵画はローマにと言われている。ここでは珍しい一枚だ。左はボッティ
チェルリの春、203cm−314cmの大作。だれもがその優雅さと迫力に圧倒される。 




    



上左、ピエロ・フェデリーゴ作、トスカーナの名君夫妻を描いた、ウルビーノ公・公妃の肖像画。
彼女のヘアースタイルが斬新だ。右はウフィツィー美術館三階の廊下。さらりとおいてある彫刻も
 国宝級。収集品はルネッサンス美術だけではなく、古代ギリシャ・ローマの彫刻や、オランダ・
ドイツの絵画など、幅広い範囲にわたっている。下の絵はご存じダビンチの受胎告知。レオナルド・
ダ・ビンチは絵画・彫刻・から建築さらに科学まで、万能のの天才ぶりをはっきした。フィレンツェ
から40キロほど離れたビンチ村で生まれ、フィレンツェの工房で修行しやがて画家として独立する。
 この絵は彼の初期の作品であるが香気あふれる人物の表情、線遠近法、写実を極めた細部の描写。
そして独特な煙った様に見える背景と、まさに素晴らしい。 




   

右の写真、アカデミア美術館のダビィデ像。ここにはミケランジェロ・ヴォーナロッティの苦悩を
かいま見るような衝撃的な作品が並んでいる。自分は彫刻家であると、生涯言い続けてきたミケラ
ンジェロは、13才の時ギルランダイオのもとに弟子入りし、その翌年には、メディチ家四代目の
当主で、豪華王と呼ばれたロレンツォにその天才ぶりを認められ、メディチ家の屋敷で仕事をする
ようになる。フィレンツェには彼の作品が数多く残されている。アカデミアに入るといきなり正面
で迎えてくれる。5メートルを超すその彫刻は、すごい迫力に満ちている。下左の写真はメディチ家
礼拝堂の自分を後援してくれた、ロレンツォ・デ・メディチの像と、下左の曙、右の黄昏 
サン・ロレンツォ教会、傑作中の傑作と誰もが認める作品である。
  




     


        

次はレストラン、上左の写真お店の名前は ANTICO RISTORANTE PAORI, VIAvTAVOLINI, 12r FIRENZE バオリ
TEL 055-216、215シニョーリア広場のすぐ近くにある。ここはおすすめとても美味しい。前菜の取り合わせ 
ミスト パスタは手打ち麺のトルッテリーニ、ビフテキ、ワゴンサービスのコンビネーションサラダ、サン
ジョべーぜの赤ワインが飲み放題で一人¥4000足らず。又行きたい店。料理を注文するときのコツは、
まず人数を言い、店の自慢の料理を色々、数多く食べたいと伝え、好みの飲み物も言い、一人分の予算を言う。
 まあ¥4000もあれば、かなりの料理が出てくる。簡単な交渉なので、慣れればとてもおもしろい。
 どんなガイドブックにもこれらに必要な言葉は、十分に書いてあります。発音出来なければ単文を指させば
読んで理解してくれる。水は1g¥500ほど、コーヒーは¥400、もちろん込みで、これがコツ。





            



キ・アンティやモンタルチーノ等、有名な赤ワインが多いトスカーナにも、なかなか人気のある
白ワインもあります、まずオルヴィエートから。ウンブリアの地名、貴族達に愛飲されてきた、
明るい麦わら色、花のような爽やかな香りが自慢。セッコ(辛口)とアマビーレ(甘口)があり、
早くから日本にも輸入されファンも多い。次に印象的な名前で知られるエスト・エスト・エスト
 があります。一度聞いたら忘れないですね。美味しいワインがここにある、と言う意味だとか。
ミネラルのような香り、素直で軽快な印象の白ワインです。エルバ島でとれるエルバ・ビアンコも
魚料理にむく白ワインとして知られ、他にはトラジメーノ・ビアンコのかるい口当たりがファン
を魅了する。トスカーナは、やはり肉の産地としてのイメージが強く、全体的に キ・アンティ
のような軽いさっぱりとした赤ワインが好まれるようですね。この近くで名の通ったものは、
白のアルバーナ、トレビアーノ、辛口と甘口がある。 赤ではサンジョべーぜ、ランブルスコが
有名ですね。ロッソ・ピチェーノ やヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ、モンテ・
プルチャーノなど。私はブルネッロ・ディ・モンタルチーノのファンです。







イタリアの有名なチーズ

イタリアのチーズも 最近デパートなどでよく見かけるようになりました。
そのまま食べても美味しく、又すりおろして仕上げにかけたり、タルトに
したり、色んな使い方で料理のバリエーションを広げるチーズ。イタリア
で造られる、代表的なものを、そしてその利用法を少しお話しましょう。


パルミジアーノ・レッジャーノ
一番有名な、パルマザンチーズですね。すりおろしてスパゲティにかけたり
グラタンにかけ、オーブンに入れ 香りやこく、芳ばしさを 演出します。



ゴルゴンゾーラ

ミラノの近くの村で造られる、世界三大ブルーチーズの一つ。クリーミーな
味わい、青かびの量が多く刺激的な辛口と、控えめの甘口がある。塩味が
強く、個性的な味で、好き嫌いがはっき


モッツァレラ
フレッシュ・チーズ、ナポリのチーズでピッツァによく使う。本来は水牛の
乳が原料だが、現在は牛乳で造るのが主流だ。もちもちと、よくのびる。


マスカルポーネ
フレッシュ・チーズ、乳脂肪分が多く 濃厚でなめらかな味わい。料理は
もちろん、ティラミスなどの デザートの材料としても欠かせない。


リコッタ
牛乳のホエーから造る、淡泊だがミルクのこくがある。パスタの詰め物や
お菓子の材料として、幅広い使い方があり まさにオールマイティな品。


ペコリーノ・ロマーノ
羊の乳で造る 代表的なもの、特にローマ産のものを指す。独特のこくが
あり、塩気がややつよく、すりおろして、パスタなどによく使われる。



         


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