ローマから北へ約230キロ、トスカーナ州の州都であるフィレンツェは、
緑に囲まれた美しい街だ。別名 花の都の意味を持つ。川面にレンガ色の
家並みを映す優雅な街である。15〜16世紀から、ヨーロッパを再生した
ルネッサンス最盛の地。ダンテが現代イタリア語を産み、ダ・ビンチ・ミケラ
ンジェロ・ボッティチェルリなどが活躍。見所は3キロ四方に集中している。
の場所が中央駅  メディチ家礼拝堂 はアカデミア美術館 ドゥ
オーモ はヴェキッオ宮 はポンテベッキオ があの有名な、ウフィ
ツィー美術館 ピッティ宮。 サンタ・クローチェ協会 丘の上にある
ミケランジェロ広場、 歩いてゆったりと、美術館めぐりをおすすめしたい。
全部見終わるには三日はかかりそうですが。 しかしこのフィレンツェは一言
では語れない、どうまとめお伝えしようかと迷いながら11月が終わりました。
まず一回目は代表的な名所旧跡から、ご案内をしていきたいと思います。地図
下方に流れるアルノ川両岸に、おもだった見所は集中しています。右上の写真、
右の高い塔がベッキオ宮。真ん中のドームは大聖堂(ドゥオーモ)左の高い
塔が、下にも写真があるジオットの塔。





       



          



まずはドゥオーモから、街のほぼ中心に位置する、世界でも最高の美を誇る、建造物の一つです。
13世紀に着工され、1471年に完成。名建築家のブルネレスキの作。 ローマのバチカンも
これを参考にしたとか、とにかく美しい。日曜日のミサが行われる日以外はいつでも見学出来る。
次にポンテベッキオ、アルノ川にかかる古い橋。千年前から在るとか橋の両側に貴金属のお店が
ずらりと並ぶ、これをわたってピッティ宮へすぐ。写真はウフィツィー美術館の入口と、入場券。
さあはじまりです。まず一時間待ちは当たり前、中にはいって一日中見て回っても、見飽きない、
時のたつのを忘れてしまいます。ボッテチェルリの春、ビーナス誕生に出迎えられ、ラファエロ
のかわらひわの聖母、ダ・ビンチの受胎告知、ミケランジェロの聖家族、ずらりと大作が続く。






           


         



ミケランジェロのダビデ像、アカデミア美術館にある。ここは博物館の色彩が強く、彫刻などの展示品が多い。
1501年、弱冠25才で手がけ、6年の歳月を費やして完成された。コピーは世界中にあるがこれが本物。 
高さ6メートルの大理石の実物は迫力満点で、見るものに感動をあたえずにはおかない 。たとえ三時間 
眺めていても、見飽きることはない。上右の写真が、フィレンツェの街をよく表している。すべてが石ずくり
中世からかわらない、冷たいようなさびしいような、そんな町中に突然目を見張るような芸術の塊が姿を現す。
名も知らない小さな教会の壁に、美しいフレスコ画が描かれ、哀愁に満ちたカンツォーネの歌声がこだまする。





      


        

上左の写真、ファショナブルなおまわりさん、いつも二人で行動している。すり置き引きが多いので 
200メートル間隔くらいで巡邏している。その他はお馴染み、食料品店。いつも楽しい食材捜し。
 生ハムにびっくり、うさぎの肉にどっきり、チーズにうっとり。トスカーナ州はイタリアではとても
めずらしく牛肉の料理が多い。代表的なのが、ビステッカ・フィオレンティーナ。ロースとフィレが
Tの字型の骨でつながるフィレンツェ風のビフテキだ。一枚700グラムもあるとか。4人で分けて
食べてちょうど良い量だった。 




   

    

ホテル ラファエロのすぐ近くのリストランテのシェフ、明るい雰囲気の人だった。私が 
キャンティワインと、注文すると彼は ノ、 キ・アンティと答えた。なるほどうんうんと
感心しながらビフテキを食べた。和牛には劣るが、炭火でグリルされたその味は、香ばしく
 ハーブと黒こしょうがよくきいてとても印象的で美味しかった。英名はティボーンステーキ
とゆうらしい。左のカメリエーレのおじさん、かっこいいでしょう。店内もクラシカルで
落ち着く感じ。もう店の名前も忘れてしまったけど。



   


    


さて、料理の写真。この店の名前は RISTORANTE OMERO、岡の上、ミケランジェロ広場の近くにある。
前菜はフィレンツェの、名物取り合わせ、生ハム、サラミ、クロスティーニなど。右上のパスタは、
有名なラビオリ。卵麺の生パスタの中に、ほうれん草とリコッタ チーズを合わせた具が入っている。
サルビアバターをからめて、ゆでたてを食べた。香りがとても思い出に残っている。下の左、これも 
またビフテキ、毎日食べてもなぜかあきない。盛りつけも何となくお洒落だと思う。あとデザート、
どれがいいかと聞くので、ミスト(ミックス)と言ったら、これだけくれた。カラメル、チョコに、
タルト、すべて頂いたが、リキュールの使い方が絶妙で簡単にまねの出来る味ではない、くやしい。
ワイン2g・サラダ・コーヒー・上写真の料理・日本円で一人五千円払った。






ジヨットの塔



コラム  オリーブオイルのお話

イタリア料理に欠くことの出来ない、オリーブオイルのお話を少ししましょう。
まず、摘みたてのオリーブの果実を、圧搾機でしぼり、油分を注出します。
軽く、一回目に絞ったものが香りも良く、化粧品や高級な料理用に用いら
れると言う。2回目に絞ったが、一般的な料理用ですね。 新鮮に瓶詰め
されたオリーブオイルは、つまり フレッシュ ジュースなのです。ですから
テーブルのお醤油のように、焼き魚に そのまま 生でかけたり、トマトに
かけたりして、こくやふかみを出し、又香りを演出します。この様な使い方に
適すのは、エクストラバージン ・オリーブオイルが、一番よいと思います。
オリーブオイルは、加熱すると香りが飛び、味も少し劣化するので、上手な
使い方や、バリエーションを。いくつかご紹介したいとおもいます。



エクストラ バージン オリーブオイル
酸度1%以下の最高級品、香りと風味が高く、出来上がりのスープや、パン
に、そのままふりかけて。又 サラダ トマト マリネなどに、生のままかけて。


バージン オリーブオイル
酸度2%以下のオイル。 炒め物やパスタなど、あらゆる料理に適している。


ピュア オリーブオイル
色んな特徴を持つオリーブオイルを、ブレンドして美味しさを増したオイル。


重い オリーブオイル  軽い オイル
一般的に、山間部(トスカーナ州)のオイルは重く、濃厚な肉料理に向き
海岸部(リヴィエラ)のオイルは軽く、繊細な魚介料理に向くと言われます。




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